2014/11/29 (Sat) ＡＩＢＯ

11月28日（金）


昔、ＡＩＢＯが欲しかった。
ロボット犬だ。

ただリモコンで動くだけじゃなく、学習能力があり、オーナーの飼い方次第で、それぞれが個性的に成長していくワンちゃんだ。

高いし、実際には本物のネコが居たので・・・購入はしなかったのだけれど。
命ある生き物と違って、死なないのは良いなぁ～～～と思っていたものだった。


それが、今、死に瀕しているのだそうだ。
生産が終了して数年・・・部品の供給も修理の受付も終了。
機器としての寿命が、尽きる寸前になっているのだそうだ。
民間で修理を請け負っているところもあるそうだけど・・・

報道番組で見たＡＩＢOは、飼い主さんに愛されて、あたかも、本物のワンちゃんみたいだった。
ギギ～～と音を立てて止まると、飼い主さんが撫ぜて・・・
この子達は、マシンだけど、マシンじゃない。

メーカーさんは、開発した時点で、他の機器とは別物だと認識した上で販売して欲しかった。
ペット同様なのだから。
せめて部品だけでもずっと供給すべきだろう。
保証云々で騒いだりするオーナーなんて、たぶん居ないと思うし。


テレビで見て、ちょっと考えさせられてしまった。
命って、不思議だなぁ・・・
生物なんて、細胞の塊なのに、いったい何処に個々の性格が宿っているのだろう。


ＡＩＢＯで考えさせられて、その後、遺品整理業者の特集で、また思いは深まった。
ダメだ、私なら絶対に捨てられない。

自分のモノでも捨てられないのに、両親が残したモノを捨てるなんて出来る筈がない。
ネコの好きだったオモチャだって捨てられないってのに・・・

友人からの喪中ハガキが年々増えている。
私も、そんな歳になったのだ。
母は、日記も処分しているのだと言っていたが・・・

私はダメだ・・・
妹は綺麗好きで、整理整頓も上手なので（汗）、彼女に頼もう。
何時か、両親を見送った暁には。
まだまだ先である事を祈ってるけどね～～～

その前に、ネコ達が心配かな。
絶対に突然死んだりせんとってね。
絶対ね。