2011/03/14 (Mon) 父の決断

３月１３日（日）

父は８０歳。

最近、手に震えが出てるし・・何だかもの凄く年老いた様に思える。
それでも、母を乗せて、毎週買い物に走ったりしていたのだが・・・
先日は自宅の駐車場で、ドアミラーを破損したり、ちょっと不安もあったのかしら・・

今夜、決断。
「もう車の運転は止める」

一昨年の１１月に買い換えたばかりのパッソ。
私にくれるのだそうだ。

免許の更新もしないとか・・・
母は更新を止めた時、パンチで穴を開けられたそうだ。
「良いの？本当にそれで良いの？」
思わず聞いてしまった。

楽しみが一つ消える事になりやしないか・・・
ぐっと老けたりしないか・・・
そんな事を思った。


運転を止めたら・・勿論、娘としたら安心なのだけれど・・・
時間さえあれば、運転手は私だって妹だって勤めるし。

とにかく、私はディーラーに電話しないと。
丁度、半年点検と自動車保険の事で話しがあったのだ。


けど、私もカリブとサヨナラする事に・・・
１９９１年の３月に買ったから、もうかなりの年数になる。
漆黒の車体、スリムなボディー。
好きで好きで買った、本当にお気に入りだった車。
大事に乗って、１９年。
プラスティック部分は割れるし、ゴムの部分はボロボロに崩れるし・・ブレーキペダルの下の部分で部品が壊れて・・・以来、代わりの部品で何とかやって来た。

でも・・・
何か複雑だ。
嬉しいけど、何だか・・・

人も車も、引退時期があるのかなぁ。
愛しのカリブちゃんとも、お別れか・・・・・

父にもきっと・・・