2013/07/27 (Sat) 命を思う

７月２６日（金）

朝、いつも通り、大和川の堤防を走って会社に向かっていた。
ちょうど２車線から１車線になる場所で、対向車が妙な動き。
やり過して進んだら理由が分かった。

道路に小動物の死体があったのだった。

子ネコにしたら大きい。
大人のネコにしたら太短い。

そのまま通り過ぎたら絶対に後悔する。
いつだって停車出来なくて後悔ばっかりなのだもの。
狭い堤防だけど、幸い車も少なかったので、端に停車してスコップを手に近付いた。
（遺体回収なんかの為に、溝掃除用のスコップやトングを積んであるのだ）


タヌキだった。

子供だ、でもよく肥えていて・・今まで頑張って生きて来た事を思わせた。
顔を損傷してるだけで身体は綺麗だった。
あんまり時間は経っていない様だ。
もうちょっと早く出会えたら・・・助けてやれなかったのか・・・

道路の外側に移動させた、もう轢かれないと良いね。
怖い思いをしたのだろう・・・そんな事を思うと切ない。
動物はバックする事が出来ない事と聞く。
立ちすくむか、前進するかで轢かれてしまうのか・・・

初めて触ったタヌキが、事故死した子だなんて哀しいわ。
仕事に行く前だったから、移動する事しか出来なかったけど・・・

人にとって便利な社会は、動物達には危険が一杯だ。
亀やカエルや小動物や・・・
轢死する子が、１匹でも減る様に祈るばかりだ。

それと、夕方帰宅の道で気になる事も。

それは、犬の散歩だ。
時間は６時を回っているので、夕方だけど・・・まだまだ熱い。
アスファルトは熱を持っていると思われる。

そんな時間に、散歩させてる飼い主が多い。
以前、炎天下に、犬を日陰のない場所に繋いで買い物に行ってた飼い主に注意した事はあるのだけど・・・
散歩だって然りだ。
熱いよ、人だったら素足で歩けないよ。
肉球が大丈夫って、なんで思うのか分からないわ。

うちの子達はネコなので、大方のネコの様に完全室内飼いだ。
それでも多少はバトルもあるけど・・・
痴話喧嘩ってとこかな～～～

毎日毎日、通勤で堤防を走る度、亀の姿を探している。
助けてやれたら助けたいから。
だって、命は等しく１つずつだもんね。

誰にもひとつずつだもの。
大事にしないとね。