2014/03/12 (Wed) 不調なピッピ

３月１１日（火）

震災から３年。
あの日は、まだ派遣だったか、工場付きだったか忘れたけど・・・
２階の現場で作業をしていた。
誰かが、「揺れた」と言っていたけど、私は気付かなかった。

６時で仕事が終わった時、仙台で津波があって壊滅状態だと、また誰かが言った。
ネットなんか出来ない職場なので、信じなかったら現実だった。
叔父さん一家が仙台に住んでいたので心配したけど、海側じゃなかったので無事だった。
けど、奥さんはその秋に大腸がんで死去。
天災を生き延びても、何があるかわからないものだと思った。

我家は、大和川から数百メートルしか離れていない。
マンションの１階なので、川が氾濫したら怖いかも知れない。
でも、大阪湾の河口からすごく遠いから・・・大丈夫だろう。
逆流しても、ここまでは来ないだろう。

ネコ達の事を思うと、どうしても「大丈夫」と思いたい。
１０匹に減ったけど、それでも全員を連れて移動なんてなかなか出来ないし・・・


職場で、黙祷した。
普段ウルサイ連中も、さすがに黙って黙祷していた。
防災訓練の時には、あんなにウダウダ言っていたのに・・・・
未曾有の大災害。
東南海で起こったら、奈良だって無事では済まないかも知れないし、他人事じゃない。

でもね、私は言いたい。
いちいち命の前に「人の」なんて付けるのは良くない。
命は、人だけのものじゃないし・・・震災で亡くなったのは人だけじゃないのだ。
何も判らない無垢な命もいっぱい犠牲になったのだ。
鎖に繋がれて、逃げられなかった子の事を思うと胸が痛い。

ましてや、福島で、命を落とした子達の事は・・・どうしても忘れられない。
餓死なんて、共食いなんて、絶対あってはいけない事だ。
人の事ばかり報道しないで、ペットの事だって伝えないといけないと思う。
この子達の命は、飼い主に一任されているのだから。


我家では、朝にまたピッピが吐いた。
心配なので、獣医に行って来た。

体重は少し増えていたけど、体温が４０度以上もあって、それできっとしんどかったのだろう。
抗生剤と吐き気止めの注射をして貰った。
夜中に点滴したから、まだ脱水は大丈夫だったし。

残業して帰ったら、ふやかした腎サポを少しだけ食べた。
う～～～ん・・・もっと食べないとアカンよ、ピッピ。

でも食べない。
完全にグッタリしている訳ではないけど、やっぱり調子が悪いようだ。
夜中に点滴。
ｐｃの前の、私の胡坐に入って寝だした。
良い子ね、元気になってね。