2006/11/21 (Tue) 不安だ．．

ベッドに入ったのが５時半だったので、起きたら昼だった。
ネコ達がベッドで先に数匹寝てるので、こっそり入る。
ネコの重みで、上掛けの布団が肩まで上がって来ないのが、ちょっと困るわ．．寒いやん。
一番下の毛布だけは、何とかありつけるんだけど（笑）

チビーズをケージから出して遊ばせていたら．．．だいぶ経ってから、奥の部屋から何だか哀しそうな声がする。
１匹だけケージに入れた時に出す様な切ない声だ。
「？」と思い、駆け付けると．．．．．
サヤがタンスの上に乗っていた。
泣いていたのはカイらしい。
タンスの横の隙間家具に乗って、上を見上げている。
サヤは、タンスの上で嬉々として遊んでいるけど．．．どうやら降りるのは出来ないらしい。

母ちゃんは身長が低いから困るのよ．．．三面鏡の椅子を持って来て、手を伸ばす。
側に来ると掴めるんだけど、すぐ逃げて行ってしまう（汗）
結局、オモチャで釣って捕まえた。
隙間家具だの、積んだダンボールなんかから大人ネコは乗り降りしてるけど．．．チビーズには、まだ背伸びだった様だ。

しかし、日々行動が激化しているぞチビーズ。
あんなに危なっかしかったのがウソみたいだ～～～現在３ヶ月半。
こら、凄い成長やわ（笑）

夕方、一番でチビを連れて獣医に行って来た。
体重は殆ど変わらず。
主治医が「このお肉、タルちゃんに分けてあげたいな」と一言。
聞くと、今朝も妹はタルを連れて点滴に来たそうだ。
「筋肉がヘタッて歩けなくなったんですか」と聞く。
「身体が必要な栄養を筋肉から取るんです」
「食事は蛋白質を制限してるってのもあるんですか」
「うん、そのせいで、余計に筋肉が持たなくなるんです」

「まだ、しばらくは生きられますか」
「．．．もう、何時お迎えが来ても、おかしくない状態です」
「でも、５年も頑張って来たのは大したもんですよね」
「うん、すごく頑張ったと思う」

点滴してるチビを撫ぜながら聞いた。
「タルみたいに、処方食をしっかり食べても５年なら．．．あまり食べないこの子とユキは、もっと悪化は早いでしょうか」
「早いと思うよ．．」

チビは、まだシニアのカリカリを食べて、ｋ／ｄも無理矢理食べさせてるし、ネフガードも飲ませてるけど．．．問題はユキだ。
この子は、やっと最近シニアのウェットフードを食べてくれる様になったけど．．．カリカリは腎臓サポートを入れてみたけど「いらん」
シーバかミオコンボしか食べないんだもの（涙）
でも、全く食べないと困るから．．今は体力温存と体重増加の為に食べさせてる状態なんである。
寿命が縮まっちゃうよ～～～
困ったなぁ．．．
強制給餌が出来る子なら良いんだけど、この子は無理だものなぁ。
それこそ、余程弱らないと．．そんな事は出来やしないだろう。
不毛だ．．．

４時前だ。
パンとユキが大声で泣くのが困る．．．
構っても構っても、しばらくすると泣く。
出ておいでよ～～～もういい加減にして欲しいわ（怒）
また、大声なのよ．．．寝ていたチビーズまでケージの中でゴソゴソしてるやん。
同じ駅前の違う餌場で、餌遣りとＴＮＲしてる知人と、獣医でバッタリ会ったけど、彼女は「うちは犬１匹とネコ６匹で限界」と言っていた。
普通はそうよねぇ．．．うちは、もう限界超えてるんかも（笑）
隔離ネコが２匹も居るんだもんな．．
これじゃあ、幸せなんだか不幸なんだか．．．

チビもユキも、タルちゃんみたいに頑張ってよ、頼むで。
パンちゃん、まだまだ元気で長生きね。
ネコの一生は、人よりウンと短い．．アッと言う間に歳を取ってしまう。
元気で長生きして欲しい、これが切なる私の願いである。

だけど、今現在の一番の願いは．．．タルが穏やかに残りの時間を生きて、そして苦しむ事なく眠りにつける事だ。
亡くすのは辛いけど．．．避けられない事だから、せめて穏やかに．．と願わずにはおれない。